ダイイチ(本社・帯広市)は、あす2025年4月24日(木)に、リニューアルオープンする「フレスポスズランプラザ」(帯広市稲田町南8線10-1)に合わせて、記念セールを実施する。同社は、同プラザ内の中核店舗として、2024年9月に「ダイイチ稲田店」を先行オープンさせており、他のテナント群が揃うリニューアルに合わせて、記念セールを実施、館全体を盛り上げる。(2025年4月24日にリニューアルオープンする「フレスポスズランプラザ」)
「フレスポスズランプラザ」は、 大和リース(本社・大阪市中央区)が、旧イトーヨーカドー帯広店が入っていた「スズランプラザ」をリニューアルして運営する大型商業施設。ヨーカドーは、2024年6月30日に閉店、その3ヵ月後の同年9月27日に、ダイイチ稲田店がスピード出店して、買い物客の利便性を確保した。それから7ヵ月、大半が空きスペースだったところに、大和リースがテナントをリーシング、1~2階にキャンドゥやサンドラッグ、SWEAT、宮脇書店、マックハウスなど10数店舗が入って、リニューアルオープンする。
ダイイチの記念セールは、これに合わせて2025年4月24日から26日(日)まで3日間実施するもの。ダイイチは、「フレスポスズランプラザ」のリニューアルオープンについて、次のようにコメントしている。
《旧イトーヨーカドー帯広店が担っていた大型商業施設としての地域のお客様からの大きな期待にお応えし続けるため、まずは最も皆様の生活に直結する食のライフラインや従業員の雇用を守りたいという強い思いから、また、地域の大型商業施設の閉鎖が続いていており、これ以上の大型商業施設の閉鎖により地域経済が疲弊しないよう、当社は昨年9月に先行オープンし、商業施設の火を消さぬよう、約7カ月間、頑張ってまいりました。
今般、新しい多くの仲間が加わり、総合商業施設としての機能の大部分が復活し、我々が守ってきた火が、大きく輝きを増すことができると、大変うれしく思っております》
「フレスポスズランプラザ」は、同年7月には、「帯広ロフト」が入り、フードコートのファストフード店が揃うなどして、グランドオープンとなる。ダイイチの大型商業施設内店舗は、「稲田店」のほか「すすきの店」(札幌市中央区)、「アリオ札幌店」(同市東区)がある。「すすきの店」は、COCONO SUSUKINOと同時オープン、「アリオ札幌」は、既にテナントが集積しているところへの居抜き出店だった。「稲田店」は、テナント空白の単独に近い出店だったが、今回、ようやくテナントが集積、相乗効果が期待できるようになる。