ゲオホールディングス(本社・名古屋市中区)の子会社ゲオストア(同・同)が展開する「ゲオ札幌平岸アーバンサイト店」(札幌市豊平区平岸1条22丁目2-20)が、2025年5月11日(日)に閉店する。2025年に入ってから北海道で「ゲオ」が閉店するのは、3店舗目となる。(写真は、2025年5月11日に閉店する「ゲオ札幌平岸アーバンサイト店」)
「ゲオ札幌平岸アーバンサイト店」があるのは、「ビッグハウスエクストラ」を中核店舗とする大型ショッピングセンター「アーバンサイトミュンヘン大橋」内。この商業施設は、2002年10月に、札幌運転免許試験場跡地に建設されたもので、「ゲオ」も同時にオープンしたとみられる。店舗は平屋建てで、DVD、CDレンタル、コミックレンタルなどのほか、ゲーム機を設置したアミューズメントコーナーもある。
「ゲオ」は、「TSUTAYA」と歩調を合わすように、全国的に閉店が進んできた。北海道では、2022年1月には、全道で80店舗あったが、毎年閉店が続き、2025年になってからは、1月13日に「釧路睦店」(釧路郡釧路町)、3月9日に「札幌新琴似四番通店」(札幌市北区)が閉店した。今回の「札幌平岸アーバンサイト店」の閉店によって、道内の「ゲオ」は62店舗になり、そのうち札幌市内の店舗は、21店舗になる。
閉店後の店舗の利活用は、比較的時間を置かずに決まっている。「釧路睦店」跡には、3月28日に「サンドラッグ釧路睦店」が居抜き出店、「札幌新琴似四番通店」は、1階に入っていた同じゲオグループのセカンドストリート(本社・名古屋市中区)が「セカンドストリート新琴似店」を増床利用、4月25日にオープンする予定になっている。「札幌平岸アーバンサイト店」も、早々に後継店舗が決まりそうだ。