低価格・大容量パックのスーパー「ロピア」を展開するOICグループ(本社・川崎市幸区)のロピア(同・同)は、2025年4月18日(金)に、北海道3店舗目となる「ロピア ビバホーム清田店」(札幌市清田区)をオープンさせる。(写真は、2025年4月18日にオープン予定の「ロピア ビバホーム清田店」)
ロピアは、イトーヨーカドー屯田店跡と福住店跡を承継したOICグループの商業施設、「CiiNA CiiNA屯田」(札幌市北区)、「CiiNA CiiNA福住」(同市豊平区)の中核テナントとして「ロピア屯田店」を2024年11月23日、「ロピア福住店」を2025年2月8日に、それぞれオープンさせた。3店舗目となる「ロピア ビバホーム清田店」は、アークランズ(三条本社・新潟県三条市、関東本部・さいたま市浦和区)とロピアの業務提携に基づく出店で、アークランズが展開する「スーパービバホーム清田羊ヶ丘通店」(札幌市清田区真栄52)の店内に売り場を設ける。
羊ケ丘通沿いには、「ダイイチ清田店」や「業務スーパー清田店」があるほか、「東光ストア真栄店」「イオン札幌清田店」なども近い距離にある。スーパーの競争が激しい立地環境だけに、どれだけ「ロピア」の独自色を浸透させるかが鍵となりそう。
ホームセンターとスーパーマーケットのコラボは、道内では、「ジョイフルエーケー大曲店」(北広島市)内の「スーパーエース」、「ジョイフルエーケー屯田店」内の「北海市場」、「DCM発寒追分通店」(札幌市西区)の「北海市場」(店舗は単独別棟)などがある。流通関係者によると、「ホームセンターとスーパーのコラボで相乗効果は高まるが、ウイークデーにいかにお客を呼べるかがポイントになる。また、立地場所も重要で、都心から離れすぎていると相乗効果が発揮できない」と話している。「ロピア」の「屯田店」は郊外住宅地、「福住店」は地下鉄直結で、今回の「ビバホーム清田店」は、郊外ロードサイド・コラボとなり、3店3様の出店形態になる。