「ビッグハウス」から転換、「スーパーアークスサウス」2025年3月7日改装オープン

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 アークス(本社・札幌市中央区)グループのラルズ(同・同)は、「ビッグハウスサウス」(同市南区川沿15条1丁目1-55)を「スーパーアークスサウス」に転換、2025年3月7日(金)9時に、リニューアルオープンさせる。地域で競合している「ザ・ビッグ石山店」(南区石山2条9丁目7-58)を猛追する。(写真は、改装作業が進んでいる「スーパーアークスサウス」)

「ビッグハウスサウス」は、2000年8月4日にオープンした店舗。これまで、小幅なリニューアルを随時行ってきたが、今回は、「ビッグハウス」から「スーパーアークス」への業態転換と冷凍機器、配管類の更新のため、2025年2月21日から一時休業に入っている。工事は、同年3月6日まで続き、14日間をかける大規模リニューアルとなる。

 店内の什器を一新するとともに、スポットライトを活用した照明など、買い物しやすい明るく開放的な空間にする。冷凍食品売り場には、リーチインケースを導入、青果売り場では、ラルズ初の試みとして「八百屋さんの冷凍果実・野菜」コーナーを展開、冷凍食品の品揃えは、ラルズ最大級となる。また、アークスグループのエルディ(本社・札幌市豊平区)が提携しているカインズのPB(プライベートブランド)商品もコーナー展開する。

 水産コーナーでは、手作りのフライや焼き魚、おさかな弁当、おにぎり、旬の魚介を使用した惣菜などを展開する「おさかな食堂」を新設。食肉コーナーには、圧力鍋で調理した豚バラチャーシューや鶏手羽こってり煮など、肉惣菜を展開する「肉バルレストラン」も新設展開する。和洋生菓子コーナーでは、地元で人気の豆腐を練り込んだ白玉の「藻岩山だんご」、手ごねベーグルの「ベーグル屋ここのわ」の商品も揃える。

 店舗面積は、約1009坪(3332㎡)、駐車台数は共用で410台。ラルズの松尾直人社長は、「スーパーアークスの最新フォーマットを導入して、おいしさや買いやすさなどお客さまの利便性を高める。売り上げを20%以上引き上げたい」と話した。地域で競合しているイオン北海道(本社・札幌市白石区)のディスカウントスーパー「ザ・ビッグ石山店」との差を縮めていく考えだ。

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