イトーヨーカドー新川店(札幌市北区)の完全閉店は9月16日、8月27日まで「閉店売りつくし第11弾」実施

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 イトーヨーカドー新川店(札幌市北区新川2条7丁目)が9月16日を最終営業日として完全閉店する。8月21日から27日まで「閉店売りつくし第11弾」として冷凍食品半額や衣料品の3~5割引を実施している。イトーヨーカドーを運営するイトーヨーカ堂は7月末に帯広地盤の食品スーパー、ダイイチと資本・業務提携したばかり。道内での攻めと撤退が重なり、イトーヨーカ堂の北海道戦略は見えづらくなっている。(写真はイトーヨーカドー新川店と閉店日時を明らかにしたチラシ)
 
 イトーヨーカドー新川店は、23年前にオープン。2階建てで1階は食品、日用雑貨、衣料の売場で2階は、紳士と子ども、趣味のフロア。2階には100円ショップ「キャン・ドゥ」も入っている。
 
 6月中旬に閉店をチラシで告知、閉店時期は未定としていたが、8月21日から27日までの売りつくし第11弾のチラシに9月16日をもって閉店することが示された。
 
 期間中は、冷凍食品半額のほか生鮮食品、惣菜、日用雑貨が割安で販売されるほか台所用品、衣料などが3~6割引で販売されている。
イトーヨーカドーは現在道内に12店舗を展開。札幌市内には琴似店(西区)、アリオ札幌店(東区)、すすきの店(中央区)、屯田店(北区)、福住店(豊平区)、新川店の6店舗。新川店の後継テナントには、トライアルの名前が浮上しているものの正式には決まっていない。

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