「イオン札幌手稲駅前ショッピングセンター」2024年12月14日オープン、「西友」承継完了へ

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 イオン北海道(本社・札幌市白石区)は、2024年12月14日(土)、「イオン札幌手稲駅前ショッピングセンター」(同市手稲区前田1条11丁目1-1)をオープンさせる。承継した「西友手稲店」をリニューアルした商業施設で、これにより、承継全9店舗の「イオン」化が完了する。(写真は、「西友」当時の「手稲店」)

 イオン北海道は、西友(本社・東京都武蔵野市)の北海道全9店舗を2024年10月1日に承継、直営部分を一時休店してGMS(総合スーパー)やSM(スーパーマーケット)、フード&ドラッグ、DS(ディスカウントストア)に業態変更して「イオン」化を進めてきた。承継から1ヵ月足らずで、「マックスバュ宮の沢店」(札幌市西区、旧「西友宮の沢店」)をオープンさせたのを皮切りに、ほぼ毎週末に、8店舗を順次リニューアルしてオープンさせてきた。

 西友当時に比べて品揃えをほぼ倍増させ、什器・冷ケースの入れ替えや店舗照明の照度もアップするなど、売り場環境を改善してきた。この結果、承継店舗は、いずれも好調な売り上げを確保している。オープン日には、開店前から買い物客が並ぶ光景が見られたが、とりわけDS業態の「ザ・ビッグ」は人気。「元町店」(同市東区、旧「西友元町二十四条店」)のオープン時には、入場制限を行うほどで、新店舗オープンのようにな混雑ぶりだった。

 今回オープンする「イオン札幌手稲駅前ショッピングセンター」は、直営店舗の「イオン札幌手稲駅前店」と専門店を配置した大型ショッピングセンター。コンセプトは、「みんなのターミナル」で、1階には「屋内ひろば」を設けるほかフードコートの席数を増設、2階に「休憩スペース」を新たに設け、「赤ちゃん休憩室」もリニューアルする。

 同ショッピングセンターのオープンで、全承継が完了することから、その前日(同年12月13日)から「新生イオン北海道感謝祭」を道内112店舗で開催する。期間は、同年12月15日(日)までの3日間で、食料品や衣料品、くらしの品を限定価格で提供する。

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