本サイト8月既報の通り、「サツドラ福井店」(札幌市西区)の向かいに建設が進んでいた「ツルハドラッグ福井店」が、2024年12月12日にオープンする。手稲左股通を挟んで、道内のドラッグストア2ブランドが対峙する。(写真は、手稲左股通を挟んで向かい合う「サツドラ福井店」と「ツルハドラッグ福井店」)
「ツルハドラッグ福井店」は、「セブン-イレブン札幌福井3丁目店」の隣接地に当たる、西区福井3丁目14-40で、2024年4月から建設が進んでいた。100円ショップ「Can★Do」を店舗内に併設しており、大規模小売店舗立地法上の店舗面積の合計は、約338坪(1117㎡)。この店舗の向かいには、「サツドラ福井店」(福井4丁目3-1)がある。
同店は、2017年6月に「東光ストア福井店」跡に居抜き出店したもので、店舗面積は約268坪(約884㎡)。福井地区には、これまでドラッグストアとしては「サツドラ」の1店舗だった。今回、「ツルハドラッグ」がオープンすることにより、地域住民の選択肢は増えるものの、両ブランドの直接対決という状況が生まれる。
2ブランドが、至近距離で対峙するケースは、2013年12月にもあった。千歳市高台地区にある「サツドラ千歳高台店」の道路を挟んだ真向かいに「ツルハドラッグ千歳高台店」が出店、両店舗の競い合いが始まった。今回もそうだが、「サツドラ」既存店に、「ツルハドラッグ」が競走を仕掛けるパターン。千歳市高台の対決は、11年経った現在も続いている。札幌市福井の直接対決が、間もなく始まる。