北海道の「西友」を承継したイオン北海道(本社・札幌市白石区)は2024年11月22日、「イオン札幌清田店」(同市清田区平岡1条1丁目1-3)をオープンさせた。イオン北海道による西友承継9店舗のうち、4店舗目のオープンとなった。(写真は、2024年11月22日にオープンした「イオン札幌清田店」)
業態は、西友時代のGMS(総合スーパー)ではなく、SM(スーパーマーケット)とドラッグ(医薬品、化粧品、日用品等)のフード&ドラッグ業態。イオン北海道が承継した西友店舗で、フードドラッグ業態に転換したのは、「イオン札幌平岸店」(同市豊平区)に次いで2店舗目。
(写真は、1階の食品フロア)
(写真は、惣菜売り場)
直営売り場は、1階の食品フロアと2階のヘルス&ビューティーケアの売り場。3階には、テナントの「ファッション市場サンキ」や100円ショップ「セリア」などが入っている。建物は、イオン北海道が所有し、土地は賃借している。
(写真は、2階のヘルス&ビューティーケアのフロア)
1階の食品フロアは、西友の頃と比べて品目数を約1・5倍に増やし、青果は、近郊の農家から仕入れる「まごころ農家」コーナーを設置するなど、旬の野菜を幅広く品揃え、鮮魚では、積丹産などを揃えた。惣菜では、石狩PCで製造した商品とインストア製造した商品を豊富に用意している。2階のヘルス&ビューティーケアフロアでは、人気のコスメやシートマスク、SNSで話題のシャンプーなども揃えている。ペットコーナーも設け、冷凍ドッグフードも提供する。また、筆記用具やグリーティングカードなどを揃えたステーショナリーコーナーも設けた。医薬品は、2024年11月末から取り扱う。
宮崎一樹店長(前西友清田店店長)は、「閉店から約2ヵ月、多くのお客さまが来店されてうれしい。このお店で買い物をして良かったと思えるように努力したい。清田区役所も隣にあるので、地元の方々とコミュニケーションを取りながら、地域の交流拠点を目指したい」と話した。