ホクレン商事(本社・札幌市)がテナントとして出店予定の「沼ノ端複合施設」(苫小牧市)の建設工事が進んでいる。土地オーナーの星野邦夫氏が社長を務めるグリーンサプライ(同)が6階建てサービス付き高齢者向け住宅を建設、1階部分にホクレン商事が出店するもので店舗オープンは来年1月半ばの見通し。(写真左は建設中の沼ノ端複合施設、写真右はホクレンショップ沼ノ端仮店舗)
「ホクレンショップ沼ノ端店」は、今年4月から建て替えのため一時休業中。旧店舗は、グリーンサプライが所有する平屋の建物で営業していたもので同一敷地内には飲食店や苫小牧信用金庫沼ノ端支店がある。
このうち、ホクレンショップの店舗部分と飲食店部分を取り壊し、現在サービス付き高齢者住宅を中心とする複合施設を建設中。
複合施設の敷地面積は約2500㎡で1~6階の延べ床面積は約6000㎡。建設は玉川組。
1階にホクレンショップと隣接の苫小牧信金が入ることになっており、既存の同信金支店はその後取り壊されて駐車場スペースになる。
ホクレンショップの店舗面積は1218㎡。従来の店舗面積(890㎡)より広くなる。ホクレン商事は、沼ノ端店の長期休業中に、「ホクレンショップ苫小牧店」(柳町4丁目)、「エーコープトマコマイ店」(大成町2丁目)の利用を呼び掛けているが、6月11からは旧沼ノ端店の臨港北通を挟んだ向かい側に仮店舗(東開町5丁目)をオープンしている。JAとまこまいの所有している物件で、JAとまこまい広域もぎたて市部会の生産者の生産したもぎたて野菜を中心に販売中だ。