道南ラルズ「スーパーアークス戸倉店」リニューアル、2024年10月4日オープン

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 アークス(本社・札幌市中央区)グループの道南ラルズ(同・函館市)は、あす2024年10月4日(金)に、「スーパーアークス戸倉店」(同市戸倉町263番地1号)をリニューアルオープンさせる。ベーカリーコーナーや「さかなやの寿司」コーナーを新設、地元食材を生かした惣菜、弁当類も充実させる。(写真は、2024年10月4日にリニューアルオープンする「スーパーアークス戸倉店」=道南ラルズ提供)
(写真は、「座ってイイッス PROJECT」に参加して導入したレジ脇のイス=道南ラルズ提供)

「スーパーアークス戸倉店」は、「スーパーアークス港町店」(港町1丁目2番1号)に続く、道南ラルズ2店舗目の「スーパーアークス」として2008年7月にオープン、今年で16年目。隣接して「DCM」や「ツルハドラッグ」、「セカンドストリート」、「しまむら」などが集積している。今回のリニューアルにあたり、2024年9月24日から一時休業しており、休業期間は10日間。

 リニューアルによって、青果コーナーでは、函館市近郊で採れた新鮮な産地直送の野菜を豊富に品揃え、買い物客のニーズが拡大しているカットフルーツやカットサラダも豊富な種類を揃えて、お買い得価格で提供する。水産コーナーには、「さかなやの寿司」を新設、まぐろコーナーでは、鮮度の良いまぐろを豊富に揃える。

 新たにベーカリーコーナーを新設、オリジナルのハンバーガーやサンドイッチを提供。店内で生地を練り上げ、専用オーブンで焼き上げたピザもお買い得な価格で販売する。食肉コーナーには、人気のローストビーフコーナーを新設、北斗市産の「おぐに和牛」、七飯町産の「大沼黒牛」といった地元ブランド牛の品揃えを拡大する。

 デリカコーナーでは、鉄板で調理した「ラルズ流広島風お好み焼き」や「玉子焼き」を新たに品揃え。地元食材を使った「函館カール・レイモンソーセージ入りおつまみセット」、「おぐに和牛入りそぼろおこわ弁当」などを品揃え、手作り、出来たてにこだわった「昆布だし玉子焼き」も提供する。

 道南ラルズの今野伸社長は、「今回のリニューアルは、スーパーアークス千代台店の成功事例を水平展開しています。晴れの日の対応や即食・簡便商品を強化し、冷凍食品はリーチインケースの採用によって1・5倍の品揃えにしました。単身者を中心に、夕食のお買い物が一層便利なお店になります。当社の一番店に育てていきたい」とコメントしている。

 なお、新たな取り組みとして「座ってイイッス PROJECT」に参加、レジ用のイスをテスト導入。レジノの脇に置いてレジ担当者が座れるようにしたもので、労働環境改善や働きやすい環境づくりを進めていく。売り場面積は約673坪(約2224㎡)、駐車台数は、ショッピングセンター全体で877台、営業時間は9時~21時50分。改装費は約2億1000万円。

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