「無印良品」が西胆振最大の商業施設「モルエ中島」に新店舗、日鉄興和不動産が店舗建設

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 日鉄興和不動産(本社・東京都見港区)は、室蘭市に保有、運営する西胆振最大の商業施設「モルエ中島」の第4期として、「無印良品」の店舗を2024年10月に着工、2025年秋にオープンさせる。(写真は、「無印良品」が出店する「モルエ中島」第4期工事の敷地)

「モルエ中島」は、日本製鉄の社有地を活用して、2007年4月に、第1期の「スーパーアークスモルエ中島店」などがオープン。以降、2017年11月に第2期、2021年10月に第3期Aブロック、2023年9月に第3期Bブロック(室蘭初出店のスターバックスコーヒー、ユニクロ)が、順次オープンしている。「北海道資本のテナントとナショナルテナントのリミックス(※再編集)」がコンセプトで、年間500万人が訪れている。

 今回、第4期施設として、「無印良品」を誘致することにした。敷地は、第1期の東側に当たる約2181坪(7210・89㎡)を利用する。2024年9月26日(木)に現地で地鎮祭を行い、同年10月に着工する。鉄骨造平屋建て、延べ床面積は約704坪(2328・25㎡)。建築主は、日鉄興和不動産、設計、施工はエスデー建設(本社・旭川市)。オープンは、2025年秋の予定。

「無印良品」は現在、道内に21店舗展開している。出店地域と店舗数は、札幌市11店舗、旭川市3店舗、函館市、北広島市、千歳市、小樽市、岩見沢市、日高郡新ひだか町、河東郡音更町に各1店舗で、胆振地域には店舗がなかった。2024年の年末か2025年の年初には、苫小牧市内にも出店する予定で、「モルエ中島」の新店舗と合わせて、胆振に2店舗が、オープンすることになる。

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