7月半ばと8月初旬に札幌市内で食品スーパーが相次ぎ出店する。マックスバリュ北海道(本社・札幌市)の「八軒5条店」(西区八軒5条西4丁目)とコープさっぽろ(本部・札幌市)の「月寒ひがし店」(豊平区月寒東4条11丁目)で、2店ともすでに外観は整い、先行オープンするマックスバリュ店舗は駐車場のアスファルト舗装の段階まで来ている。(写真は、オープンが近い『マックスバリュ八軒5条店』=左と『コープさっぽろ月寒ひがし店』)
マックスバリュ北海道の「八軒5条店」は、売場面積2565㎡。併設施設として餃子のみよしの(185㎡)、学習塾(225㎡)が予定されている。
土地はグリーンハウザー札幌支店跡で同社が昨年6月に取得していたもので、敷地面積は約9600㎡。下手稲通に面した店舗。
同社は、昨年11月に滝川本町店(滝川市)を新規オープンしており、それに続く新規店舗となるが札幌市内での新規店舗はほぼ7年ぶり。オープンは、7月中旬になりそうだ。
一方、コープさっぽろの店舗は、今年4月にオープンしたケーズデンキ月寒店やブックオフ月寒東店が集積する月寒東ショッピングセンターに建設中。売場面積は約1800㎡で食品スーパーと直営ドラッグの「シーズドラッグ」を併設する。コープさっぽろが進めてきた二酸化炭素排出量などを抑えるエコ店舗とはせず、通常タイプの店舗になるが、店内には四隅を除いて1本の柱も置かない「無柱店舗」にする。コープさっぽろは、「べつかい店」(別海町別海宮舞町)で無柱店舗に取り組んでおり、今回が2店舗目になる。
「月寒ひがし店」は約20年前に閉店した「月寒店」、「中央月寒店」のスクラップ&ビルドの位置づけ。周辺にはコープさっぽろの「ルーシー店」(白石区栄通18丁目)があり、その衛星店舗とする。こちらのオープンは8月初旬でお盆商戦に間に合わせる予定。