「赤のツルハ」「黄のプロノ」、札幌・屯田6条3丁目にコンビで新店舗

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 新琴似通の屯田6条3丁目に、「赤のツルハ」と「黄のプロノ」のポールサインが、揃って登場した。店舗の外観も姿を現している。以前の商業店舗が閉店、解体されてから1年と少しで、新たな賑わいが生まれる。(写真は、2024年に9月にオープンする「プロノ屯田店」と「ツルハドラッグ屯田6条店」)

 札幌市北区屯田6条3丁目のこの土地には、しまむら(本社・さいたま市大宮区)が展開するヤングカジュアル専門店「アベイル屯田店」と雑貨&ファッションの「シャンブル屯田店」が並んで営業していた。両店舗が閉店したのは、2023年5月14日。その後、建物は解体され、昨夏には、更地が広がった。この更地に何が建つのかと、地域住民の関心が高かったが、最初に仕事用品店「プロノ」の出店が、明らかになった。

「プロノ」を展開するハミューレ(本社・札幌市東区)は、既存の「プロノ屯田店」(同市北区屯田6条12丁目6-1)の移転先として、この場所を2024年初めに選定したことを明らかにしていた。「プロノ」とコンビを組む相手が、ツルハ(本社・札幌市東区)が展開する「ツルハドラッグ」であることが分かったのは、同年4月だった。

 両店舗の建設が始まったのもその頃で、「プロノ」店舗の施工は、「ツルハ」店舗を数多く手掛けているエスデー建設(同・旭川市)、「ツルハ」店舗の建設は、タカフジ興産(同・札幌市白石区)がそれぞれ行った。8月後半を迎えて、店舗の外観が見えるようになり、ポールサインも高々と掲げられた。青空に映える「赤」と「黄」のコンビネーションが印象的。店舗の後ろ側の敷地境界には、仕切り垣が設けられ、低木が植えられて、「プロノ」側には、2種類が植えられている。

「プロノ屯田店」は、今年3月25日からイオン石狩緑苑台ショッピングセンター(石狩市緑苑台中央1丁目1)内で、仮店舗で営業をしていたが、同年8月12日で閉店、同年9月27日に新店舗をオープンさせる。「ツルハドラッグ屯田6条店」のオープン日は明らかにはなっていない。なお、近隣にある「ツルハドラッグ屯田5条店」(屯田5条5丁目3-6)が2018年11月29日オープンする前には、「ツルハドラッグ屯田6条店」(屯田6条6丁目4-20)があった。今回、同名の店舗が、6年ぶりに復活するという余話もある。

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