ツルハの2025年5月期、16店舗出店、11店舗閉店、期末437店舗を計画

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 ツルハホールディングス(HD、本社・札幌市東区)は、2025年5月期に、北海道で新規16店舗を出店、11店舗を閉店させ、期末店舗数は、純増5店舗の437店舗にする。(写真は、ツルハHD本社に併設している「ツルハドラッグ元町店」)

 ツルハHDの2024年5月期決算は、売上高1兆274億円、営業利益492億円となり、売上高が初の1兆円超えとなり、営業利益も過去最高になった。北海道の売上高は、1692億1600万円、前期比5・7%増だった。全国売上高のうち、北海道の売上高構成比は16・6%と、東北の19・8%、中部・関西の18・5%に次いで3番目だった。以下、関東甲信越16・5%、中国15・0%、四国7・8%、九州・沖縄5・8%と続く。

 地域別営業利益率は、北海道が7・3%(前期比0・2ポイント上昇)で中国の7・5%(同0・2ポイント上昇)に次ぐ高い利益率を維持している。他地域の営業利益率は、四国5・5%(同0・6%ポイント減少)、関東甲信越4・0%(同0・9ポイント上昇)、九州・沖縄3・5%(同0・3ポイント上昇)、東北3・2%(同0・4ポイント減少)、中部・関西3・1%(同0・2ポイント減少)。北海道の営業利益率は、中部・関西、東北と2倍以上開いている

 2024年5月期の北海道期末店舗数は、432店舗になった。前期末は425店舗で、出店が16店舗、閉店が10店舗、子会社が1店舗増え、純増7店舗だった。2025年5月期は、出店16店舗、閉店11店舗の純増5店舗を計画、期末店舗数は、437店舗を予定している。

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