低価格の「業務スーパー」が、旭川に3店舗目を出店する。旭川市永山2条6丁目の「DCM永山店」の隣接地に建設中の店舗がそれで、2024年夏頃にオープンする見通し。3店舗目の営業によって、「業務スーパー」の旭川での認知度がさらに高まる。
(写真は、旭川3店舗目の「業務スーパー」建設現場)
「業務スーパー」は、フランチャイザーの神戸物産(本社・兵庫県神戸市)が、国内外の協力工場で製造したオリジナル加工食品などをフランチャイジーが展開する、各店舗で販売する製販一体型のスーパー。EDLP(エブリデイ・ロー・プライス)がコンセプトになっている。
旭川市内3店舗目は、「DCM永山店」の駐車場に隣接して建設中。店舗の建築主は三ッ輪商会(本社・釧路市)、設計はランドブレイン(同・札幌市中央区)、施工はエスデー建設(同・旭川市)。工期は、2024年3月15日から同年7月25日(木)まで。鉄骨造平屋建て、店舗の延べ床面積は約257坪(849・53㎡)。
同店を運営するのは、三ッ輪商会。同社は建材や建材・石油製品卸などを手掛けているが、事業多角化の一環として、神戸物産とFC(フランチャイズ)契約を締結。2021年8月に「釧路昭和店」(釧路市)、2022年10月に「北見小泉店」(北見市)、2023年2月に「旭川緑町店」(旭川市緑町18丁目3034-1)をオープンさせてきた。旭川市内には、ケヒコ(本社・横浜市中区)が2018年5月からFC運営を始めた「旭神店」(旭神3条5丁目2-3)がある。市内の既存2店舗と今回の新店は、市内を三角形で囲むような立地となり、市内の「業スー」ファンを増やしていきそうだ。
「業務スーパー」は現在、フランチャイザー6社が道内で33店舗を展開している。今回の永山の店舗に続き、今秋にはG-7スーパーマート(本社・神戸市須磨区)が「藤野店」(札幌市南区)を出店予定で、道内店舗は35店舗に増える。