ホーマック(本社・札幌市)が建設を進めていた大型ホームセンター(HC)「スーパーデポ発寒追分通店」(札幌市西区発寒9条14丁目)が残雪の手稲山をバックにオープン秒読みを迎えている。新店舗は売場面積が1万㎡を超え、4月24日にオープンした「スーパーデポ厚別東店」(同市厚別区厚別東5条1丁目)と同様にリフォームとインテリアの専門売場「おうちスタイル」を導入している。同社によるとオープンは5月下旬で明確な日程は現時点で非公表。手稲山の残雪が消え新緑が望まれるころ、多くの人出で賑わいそうだ。(写真は、5月下旬にオープンする「スーパーデポ発寒追分通店」=2013年5月8日撮影)
昨年10月に札幌市から公告された大規模小売店舗立地法に基づく新設店舗届出によると、「スーパーデポ発寒追分通店」の建物設置者は土地所有者の丸高水産(札幌市)で敷地面積は1万3529㎡、建築面積8145㎡。1階は7946㎡、2階は6765㎡で延床面積1万4711㎡。店舗部分の面積は1万2347㎡となっている。駐車場は平面で収容台数は343台。
「スーパーデポ」の店舗フォーマットは、商圏人口15万人を想定した売場面積1万㎡級の大型ホームセンターで、「発寒追分通店」は、4月にオープンした「厚別東店」と同様のタイプになるという。
1階に園芸用品やペット関連、日用雑貨、自転車、DIY・プロ用の大工用品、食品といった従来の店舗フォーマットを導入、2階にインテリアとリフォームの専門売場「ホーマックおうちスタイル」を導入する。家具や内装用品などを揃えたインテリアとリフォームを組み合わせたタイプは厚別東店に続く2号店になる。
「発寒追分通店」から直線距離で1kほど離れた場所には、LIXILビバ(本社・埼玉県上尾市)が3月1日に大型ホームセンター「スーパービバホーム手稲富丘店」(売場面積約1万6400㎡)をオープンしている。
手稲山の新緑が目に映える5月下旬から、麓では大型ホームセンター同士の競争が熱を帯びそうだ。