千歳アウトレットモール・レラ、施設側が運営終了のお知らせ

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 千歳アウトレットモール・レラ(千歳市柏台南1丁目2-1)は2024年1月17日、ホームページに「施設からのお知らせ」として運営終了を告知した。(写真は、「千歳アウトレットモール・レラ」の「レラアトリウム)

 敷地面積は約3万4059坪(11万2396・69㎡)、延べ床面積約1万2201坪(4万265㎡)、店舗面積合計は約9087坪(2万9990・34㎡)で、2005年にオープン。飲食店やサービス、アトラクションなど約130のテナントが入っていた。

 お知らせでは、オープン以来、18年間の営業期間において魅力向上、集客力向上に尽力してきたとしたうえで、〈近年は、近隣の競合施設の増加等の周辺環境の変化により、商業施設としての競争力が低下してきておりました。このような状況を鑑み、今後の施設運営の方向性について、運営手法の効率化、リニューアル計画も含めさまざま検討してまいりましたが、この度、苦渋の決断ですが、施設の運営を終了することとしました(時期は未定)。皆様の長年のご愛顧に厚く御礼申し上げます。〉と記されている。

 土地所有者は、当初は地域振興整備財団(東京都千代田区)だったが、2004年に独立行政法人中小企業基盤整備機構(同都港区)、2007年に千歳プロパティ(同都千代田区)、2008年にアジア1特定目的会社(同)、2015年に三菱UFJ信託銀行(同)に移っている。

 ただ、三菱UFJ信託銀行は、信託を受けており、実質的な所有者である信託受益権者は2015年に興銀リース(同都港区)、2016年に太陽インベストメント特定目的会社(同)、2022年に合同会社ライラックマネジメント(同都千代田区)になった。管理運営は、2017年10月からJLLリテールマネジメント(東京都千代田区)が行っている。JLLリテールマネジメントは、北海道では、「ラソラ札幌」(札幌市白石区)、「イオン発寒ショッピングセンター」(同市西区)、「インターヴィレッジ大曲」(北広島市)などの管理運営も行っている。

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