「無印良品」を展開する良品計画(本社・東京都豊島区)は、河東郡音更町に「無印良品ハピオ木野」を2023年11月8日(木)にオープンさせる。「無印良品」が十勝地区に出店するのは初めてで、道内18店舗目となる。(写真は、2023年11月8日にオープンする「無印良品ハピオ木野」)
「無印良品ハピオ木野」(木野大通西7丁目1-24)は、移転のため閉店した旧「ツルハドラッグ木野店」の建物を利用するとともに、増設して面積を増やした。土地建物所有者はJA木野(本所・河東郡音更町)で、売り場面積は約526坪(約1740㎡)。建物の設計は街制作室(本社・札幌市中央区)、施工は萩原建設工業(同・帯広市)。
店舗の外壁や内装木材には、北海道産の道南スギ、トドマツを使用。店内の休憩スペース用ベンチやチェアは道内の倉庫廃材をアップサイクルした。店内では、毎日の生活に必要な日用品を中心にキッチン用品や掃除用品、スキンケア用品、収納用品、紳士・婦人・子供服・バッグなど服飾雑貨を品揃えしており、食品では冷凍食品やミールキットなどをラインナップしている。
実際の暮らしをイメージしやすく、生活シーンが見えるような売り場を展開。食品売り場では、キッチン用品コーナーと融合して、実際の行動に合わせた陳列手法を実践する。また、生活雑貨売り場では、季節に合わせた家具や寝具などのファブリックコーディネートを中心に陳列する。
オープン時には、隣接するJA木野の食品スーパー「ハピオ」と、アトリエ・モリヒコ(本社・札幌市白石区)監修による「木野の森珈琲店」の人気商品を新店舗内で出張販売する。オープン以降は、地域の生産者や事業者と生活者が交流できるマルシェ販売やワークショップイベントなど、「つながる市」を開催する予定。