北雄ラッキー(本社・札幌市)の2013年2月期決算は、売上高が前期比0・7%減の431億6600万円、営業利益は同1・5%減の5億200万円、経常利益は同0・7%減の4億1000万円、純利益は同21・7%増の1億8500万円になった。消費低迷や競争激化の影響を受け既存店売上げが前期割れとなり営業利益減に繋がった。売上高営業利益率は、1・2%。
期中の12年4月に衣料店として函館市に美原店を新規出店したほか、リニューアルは3月の新琴似四番通店(札幌市北区)、4月の美幌店(網走郡美幌町)、6月の発寒店(札幌市西区)、10月の菊水元町店(同市白石区)の4店舗で実施した。
同社は、低価格競争より鮮度や美味しさ、品質面を重視した食品スーパーを目指しており、リニューアルもその方針に沿って坪効率アップなどに努めた。
食品部門の売上高は、前期比0・5%減の358億4600万円、衣料部門は同0・2%減の47億700万円、住居品は同1%減の17億7900万円。
2014年2月期は、売上高1・1%増の436億5000万円、営業利益は4%減の4億8200万円、経常利益は2・2%増の4億2000万円、純利益は13・2%増の2億1000万円を予想している。なお、3月に遠軽店(紋別郡遠軽町)のリニューアルを実施しており、5月には星置駅前店(札幌市手稲区)でも予定、下期には倶知安に新規出店する。また、6月には本社・土地を売却、星置駅前店に本社機能を移転する。