G-7ホールディングス(本社・神戸市須磨区)の子会社、G-7スーパーマート(同・同)は2023年9月14日、千歳市清流2丁目5-7に「業務スーパー千歳清流店」をオープンさせた。この日は、雨の降る一日だったが、約40台収容の駐車場は満車状態が続き、入りきれない車の列が続いた。(写真は、2023年9月14日にオープンした「業務スーパー千歳清流店」)
「業務スーパー」は、神戸物産(本社・兵庫県加古川市)が全国でフランチャイズ(FC)展開している低価格スーパー。同社の国内外の協力工場で製造した加工食品や輸入商品のほか、FC側が仕入れた野菜や精肉なども揃えている。G-7スーパーマートは、「業務スーパー」のFC展開では、全国最大の180店舗超を運営している。
北海道では、他のFC事業者を含めて「業務スーパー」は32店舗あり、そのうちG-7スーパーマートは14店舗を展開。同社は、千歳市内で2014年8月に「千歳店」(北信濃783-1、旧旭友ストアー店舗跡に居抜き出店)をオープンさせており、今回は9年ぶりに市内2店舗目として「千歳清流店」を新設した。
店舗面積は「千歳店」よりもやや狭い約200坪。加工食品や野菜、精肉のほか菓子、酒なども揃えている。バックヤードには調理室がないため、「千歳店」で精肉をアウトパック化したものを並べている。「業務スーパー」の惣菜・弁当コーナー「馳走菜」は導入していない。加工食品などでは、大容量パックの商品が多いため、飲食店や介護施設などの業務向けのほか、子育て世帯などの利用を想定している。
新店舗は、ディスカウントストア「スーパーセンタートライアル千歳清流店」のすぐ近く。低価格を売りにするスーパーマーケットがこの地区に並ぶ。北海道の「業務スーパー」は、「千歳清流店」で33店舗目となり、G-7スーパーマートのFCは15店舗になる。営業時間は9時~21時。