道北アークスと歌志内市、災害時の物資供給協定を締結

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 アークス(本社・札幌市中央区)グループの道北アークス(同・旭川市)は歌志内市と「災害時における指定緊急避難場所としての使用及び応急生活物資の供給に関する協定」を締結した。締結日は、2023年9月1日。(写真は、2023年4月15日にオープンした「Da・マルシェ歌志内店」)

 道北アークスは、2023年4月15日に歌志内市が建設した商業施設を賃借、同市では約14年ぶりとなる食品スーパー「Da・マルシェ歌志内店」(文殊228)をオープンさせた。これまで砂川市内に出かけていた買い物客は、地元で生鮮食品を含めた買い物が可能となり、利用が増えている。市と道北アークスのこうした経緯から、市内で大規模災害が発生した場合、市の要請に応じて応急生活物資の供給と店舗敷地内を一時的な非難場所とするなど、市の行う災害対策に協力、市民生活の安定を図る協定を締結した。

「Da・マルシェ歌志内店」は、市が建物を約4億円で建設、店舗面積は約141坪(495㎡)。店内には100円均一ショップ「Watts(ワッツ)」コーナーを併設。営業時間は10時から19時だが、2023年8月7日から11月30日までは、午前9時オープンに早めている。店舗は、道道赤平奈井江線沿いにあり、地域交流施設を併設。店舗前には6棟の市営住宅が並んでいる。

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