家電量販店のヤマダ電機(本社・群馬県高崎市)は、帯広市に2店舗目を出店する。帯広市が一般競争入札で売却先を公募していた旧豊成小学校跡地を取得した地元の浅野カメラ堂から土地を賃借して進出する。西5条通に面し国道236号線にも近く集客が見込める。
ヤマダ電機が進出するのは、帯広市稲田東1線7番地の旧豊成小学校跡地。敷地面積は約1万7000㎡。帯広市が今年1月に一般競争入札を行い、地元の浅野カメラ堂が落札した。
浅野カメラ堂は、この土地に20年間の定期借地権を設定しヤマダ電機に賃貸する。
旧豊成小跡地は、西5条通に面しており、イトーヨーカドー帯広店や100満ボルト帯広本店、ツルハドラッグ、ニトリなどが集積する大型商業施設に1㌔ほどの距離。
ヤマダ電機は、既に「テックランド帯広店」を西13条北1に展開しているが、帯広市内2店舗目で集客増を狙う。ヤマダ電機の道内店舗数は現在36店舗で、今年11月には恵庭市に「テックランド恵庭店」(北柏木町2丁目)を新設する計画。帯広の旧豊成小跡地への進出で道内38店舗になる。