良品計画(本社・東京都豊島区)は2023年7月7日(金)、「エスコンフィールド北海道」に近い立地で「無印良品コープさっぽろ きたひろしま」(北広島市)をオープンさせる。北広島市には初出店で、北海道では17店舗目となる。(写真は、店舗内装の木材にすべて北海道産木材を使用した「無印良品コープさっぽろ きたひろしま」)
「無印良品コープさっぽろ きたひろしま」(北広島市中央3丁目2-4)は、6月30日に建て替えオープンした「コープさつぽろきたひろしま店」の2階に入る。旧店舗のコープさっぽろ北広島店」(※漢字表記)は平屋建てだったが、建て替えによって2階建てとなり、コープさっぽろとジョイントすることにした。コープさっぽろ(本部・札幌市西区)と良品計画は、資本的な関係はないものの、良品計画の堂前宣夫社長がコープさっぽろの員外理事を務めるなど、人的交流が活発で親密な関係。
コープさっぽろの新店である「やまはな店」(札幌市中央区)、「そうえん店」(同)には「無印良品」が入っており、今度の「きたひろしま店」でのジョイントは3店舗目。新店舗では、日用品を中心に、掃除用品や収納用品、紳士・婦人・子ども服のほか、店舗周辺地域ではガーデニングを楽しむ人が多いため、園芸用品、インテリアグリーンも揃える。また、食品の中で要望が多い冷凍食品を道内8店舗目として導入、食事の準備が時短になるラインナップを充実させる。
(写真は、道内8店舗目として導入した冷凍食品コーナー)
休憩スペースには、無料の給水機、無印良品のテーブルやソファ、良品計画が展開する家具・インテリアブランド「IDEE」のチェアなどを設置。店内のフローリングを含め、壁面や梁柱、ロゴサインなど内装には、すべて「HOKKAIDO WOOD」の認証を受けた北海道産の道南スギ、トドマツなどを使用した。休憩スペースには、雪の重みで曲がってしまった道南スギ材を根曲がり材ベンチとして活用した。
店舗では、地域の生産者や事業者と生活者の交流の場を目指した、マルシェ販売やワークショップイベントなどを行う「つながる市」を毎週第4週の土日に開催予定。第1回は7月22日~23日、第2回は8月26日~27日の土日に実施、いずれも北広島市近郊の店舗が出店する予定。営業時間は10時~20時、売り場面積約697坪(2305・00㎡)で道内3番目の広さ。