アークス(本社・札幌市中央区)グループのラルズ(同・同)は、環境省が定める「環境月間」の6月に合わせて、「使用済コルク栓」の回収店舗と「フードドライブ」の実施店舗を拡大する。(写真は、使用済コルク栓の回収BOX)

 ラルズは、今年3月から「使用済コルク栓」の回収を3店舗(ビッグハウスエクストラ、スーパーアークス北24条店、スーパーアークス菊水店=いずれも札幌市内)で開始、5月中旬までに2853個を回収した。6月1日から、新たに札幌市内の「スーパーアークスイースト」「スーパーアークス山鼻店」「ビッグハウス新川店」「ビッグハウスサウス」「ラルズマート啓明店」、江別市内の「ビッグハウス野幌店」「スーパーアークス大麻店」、小樽市内の「スーパーアークス長橋店」、余市郡余市町の「ラルズマート西部店」、岩見沢市の「ビッグハウス岩見沢店」、千歳市の「スーパーアークス千歳店」、室蘭市の「スーパーアークス中島店」の計12店舗で通年回収を開始した。回収BOX設置場所は、サービスカウンター付近かサッカー台(買い物台)付近。

 回収したコルク栓は、コミュニケーションエンジニアーズ(本社・東京都渋谷区)、NPO法人RE機構(同都墨田区)を通じて、障がい者の自立支援活動として、スマホスタンドやマウスパッドなどに、リサイクル向けに使ってもらう。なお、ラルズでは、2023年秋にアークスオンラインショップでコルク栓のリサイクル商品を販売する予定。

 同じく今年3月から開始した家庭で余っている食品を店頭で集める「フードドライブ」は、実施3店舗(スーパーアークス千歳店、スーパーアークス長都店=以上千歳市、スーパーアークス大曲店=北広島市)で5月中旬までに回収した食品は380kgだった。

 6月1日から新たに通年で開始したのは、登別市の「ホームストアアーニス店」と「ホームストア幌別店」。回収BOXは、店頭入り口かサービスカウンター付近に設置した。回収食品は、特定非営利活動法人ゆめみ~る(登別市)を通じて、福祉施設や生活困窮者に贈られる。



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