良品計画(本社・東京都豊島区)は、2023年5月25日(木)に「無印良品コープさっぽろしずない」(日高郡新ひだか町静内ときわ町2丁目7-5)をオープンさせる。「無印良品」は、札幌圏、旭川市、函館市に店舗展開しているが、今回初めて日高管内に進出、行政単位の「町」には初の店舗となる。また、路面店としては、2023年3月にオープンさせた「無印良品旭川花咲」に次ぐもの。(写真は、北海道の路面店1号店「無印良品旭川花咲店」)
「無印良品コープさっぽろしずない」は、2022年3月に移転新築のため閉店した旧「コープさっぽろしずない店」の店舗跡を利用して出店する。コープさっぽろ(本部・札幌市西区)のグループ会社が、建物の耐震補強工事や外構工事などを行ってリノベーション、良品計画に賃貸する。店舗面積は、約385坪(1271㎡)を予定している。
コープさっぽろグループは、「無印良品」との協業を進めている。これまでに、新築の「コープさっぽろやまはな店」や「コープさっぽろそうえん店」(いずれも札幌市中央区)の2階に「無印良品」をテナント誘致しているほか、物流面でもコープさっぽろグループが一括して行う方向になっている。
今回の「無印良品コープさっぽろしずない」は、コープ店舗のスクラップ&ビルドで使われなくなった旧店舗を利用したもので、今後もこうした余剰店舗の利用や旧店舗を解体して跡地に店舗を建設、「無印良品」に賃貸する。
「無印良品」の道内店舗は現在、15店舗。「コープさっぽろしずない」以降にも、6月オープン予定の「コープさっぽろきたひろしま店」(北広島市)2階に出店するほか、JA木野(河東郡音更町)が旧ツルハ店舗を利用してリノベーションする物件にも出店、年内にも18店舗に増える。