「イオン札幌元町店」3月24日に食品売り場リニューアル、初導入目白押しで差別化

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 イオン北海道(本社・札幌市白石区)は、「イオン札幌元町店」(同市東区北31条東15丁目1-1)の1階食品売り場をリニューアル、3月24日(金)にオープンさせる。(写真は、「イオン札幌元町店」が入っている「イオン札幌元町ショッピングセンター」)

「イオン札幌元町店」は、2002年6月にHBCゴルフセンター跡地にオープンした「イオン札幌元町ショッピングセンター」(当時はジャスコの名称)の核店舗として、21年間にわたって営業を続けてきた。今回のリニューアルでは、生活スタイルの変化に伴う食嗜好の細分化に対応、生鮮食品や冷凍食品売り場のアップデートを行った。

 農産売り場では、素材にこだわったサラダコーナー「マルシェなサラダ」を新たに展開、有機カットサラダを中心に品揃えする。リーチイン冷ケースを導入して各種冷凍野菜、冷凍果物も品揃えする。水産売り場には、「魚屋の寿司」を初導入、水産売り場が提案する弁当「こだわり魚屋の弁当」にも初めて取り組む。

 畜産売り場の牛肉コーナーでは、既存の「ふらの和牛」に加え、「松坂牛」を新たに品揃え、豚肉コーナーでは、イオン北海道の留型ブランド道南レッドポークの「デュロック種」や鹿児島県産黒豚の「バークシャー種」など、上質商品を品揃えして他社との差別化を図る。新たな取り組みとして「お肉屋さんのお惣菜」も導入する。

 日配品売り場では、フランス・パリの食品スーパー「ビオセボン」の商品を導入、オーツ麦やアーモンド、ココナッツなどを使用した植物性飲料10種も品揃えする。総菜売り場では、天ぷらを1個単位から販売、弁当コーナーでは中華弁当を強化する。

 レジ周りでは、セルフレジを新たに5台(精算機15台)追加、合計9台(同23台)として、現在12台ある完全セルフレジにキャッシュレス対応8台を新たに導入する。また、農産、日配品、加工食品の売り場に、従来の紙POPを電子化した電子棚札導入、価格変更をタイムリーに表示するほか、WAONボーナスポイントなどのお得な情報も表示できるようにする。「イオン札幌元町店」の食品売り場は、2014年3月にも大型リニューアルを行った。

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