「ドン・キホーテ」が「西友厚別店」内に出店、4月下旬オープン

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 パン・パシフィック・インターナショナルホールディングス(PPIH、本社・東京都目黒区)の子会社ドン・キホーテ(同・同)は、4月下旬に「ドン・キホーテ厚別店」(仮称、札幌市厚別区)をオープンさせる。「ドン・キホーテ」は、札幌市内8店舗目、北海道17店舗目となる。(写真は、「ドン・キホーテ」の看板)

「ドン・キホーテ厚別店」は、西友(本社・東京都北区)が展開している「西友厚別店」(厚別区厚別西4条6丁目700-126)の店内に入る。「西友厚別店」は、今年1月から1階と2階を改装中で、改装後に「ドン・キホーテ」が入る。「西友」は食品に特化し、「ドン・キホーテ」は、日用消耗品や家庭雑貨品、化粧品、スポーツ用品、家電製品、衣料品、玩具、バラエティグッズなどを取り扱うとみられる。

 西友はウォルマートの100%子会社だったが、2021年3月に米投資ファンドKKRが65%、楽天が20%の株式を取得、ウォルマートの持ち株比率は15%になった。それを機に実店舗の運営強化、地域ごとに異なる消費者ニーズの取り込みなどを強化している。

「西友」と「ドン・キホーテ」の共同店舗は、2022年11月に誕生している。既存の「西友吉祥寺店」(東京都武蔵野市)に「ドン・キホーテ西友吉祥寺店」が入ったもので、今回も同様の業態となりそう。

「西友」は、道内では札幌市のみの展開で9店舗を営業している。「ドン・キホーテ」は、札幌市内で「MEGAドン・キホーテ」3店舗、「ドン・キホーテ」4店舗、帯広市内、旭川市内、函館市内、室蘭市内、苫小牧市内で「MEGAドン・キホーテ」を各1店舗、小樽市内、北斗市内、釧路郡釧路町内で「ドン・キホーテ」各1店舗、新千歳空港で「ソラドンキ」を1店舗それぞれ展開している。

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