最先端スマートカート札幌初導入、「スーパーセンタートライアル手稲星置店」に100台

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 トライアルカンパニー(本社・福岡市東区)は、11月18日にセルフレジ機能&スキャン漏れ防止機能付きの次世代買い物カート(次世代スマートショッピングカート)を「スーパーセンタートライアル手稲星置店」(札幌市手稲区)に導入した。札幌市内では初めての導入。(写真は、トライアル店舗)

 スマートショッピングカートは、トライアルのプリペイドカードをカートに登録のうえ、付属するスキャナーでお客が自ら商品バーコードを読み取ることによって通常のレジでの商品登録や会計の手間を省き、専用ゲートを通過するだけでキャッシュレス会計を済ますことができるのが特徴。このカートは、道内でも数店舗に導入されており、リニューアルに応じて順次導入されている。

 今回、手稲星置店に導入されたのは、その次世代モデル。従来のセルフレジ機能だけでなく、スキャン漏れ防止機能が搭載されており、お客がスキャンをし忘れた商品がカートのかごに入ると自動検知、カート上のタブレットにアラームが表示され、お客は正しく商品をスキャンし直すことで、買い物を続けることが可能になる。次世代スマートショッピングカートの導入は、全国274のトライアル店舗のうち52店舗目となる。

 手稲星置店には100台導入された。小柄な人、高齢者も含むさまざまな利用者のユーザー体験(UX)向上を目指し、軽くて画面が見やすく、商品を入れやすいカート設計となっている。お客の属性や購買履歴などのプリペイドカードのデータを活用、一人ひとりに最適な商品をAIが選択し、タブレット上で勧めるレコメンド機能も搭載されている。

 トライアルカンパニーは、小売りに特化したリテールAIカメラやスマートショッピングカートなど独自開発したIoT技術やAI技術により、購買データを利活用、新しい購買体験を提供したり、効率的な運営を可能にしたりするスマートストアの店舗形態を目指している。

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