コープさっぽろ(本部・札幌市)は、取引先などを対象にしたビジネススクールを開講する。2008年にコープさっぽろと小樽商科大学が締結した連携協定に基づくもので戦略やマーケティング、組織など全28回。3月7日に1回目がスタートする。小樽商大教授陣6人が講義を担当する。募集人員は200人。
コープさっぽろは08年10月に小樽商大と連携協定を締結。「道内小売業の市場構造と小売戦略に関する研究」を10年9月まで2年間実施してきた。具体的には、道内小売業の市場構造とコープさっぽろの動き方や宅配トドック販売システムの在り方、財務・会計の分析、研究などで、環境や少子化に対応したソーシャルビジネスモデルの開発なども含まれている。
この連携協定に基づいて09年にビジネススクールを開講、その後2年間は開講していなかったが12年に復活し好評だったことから、13年も実施することにした。
内容は、戦略、マーケティング、組織、会計、統計、商取引と契約の6講義でいずれも小樽商大の教授陣が各講義4~6回を担当する。
3月7日から原則として毎週木曜日、午前8時30分から同10時までの90分間で最終日は11月28日。場所は、コープさっぽろ発寒本部2階会議室。
受講料は4万円で200人を募集する。応募締め切りは2月12日。
講義はテレビ会議システムを使用するため函館や釧路、北見などコープさっぽろの道内9地区で受講可能。
修了者にはコープさっぽろと小樽商大連名の「コープさっぽろビジネススクール修了証」を交付する。問い合わせは、人事本部(☎011・671・5609)。