「スーパーアークス北24条店」営業しながら改装、1日休業で10月28日リニューアルオープン

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 アークス(本社・札幌市中央区)グループのラルズ(同・同)は、札幌市北区の「スーパーアークス北24条店」(北24条西9丁目1-1)をリニューアルする。営業しながら改装工事を行い、10月27日(木)の1日だけ休業して翌28日(金)9時にオープンさせる。(写真は、「スーパーアークス北24条店」)

 食品スーパーのリニューアル工事は、通常は数日間から10日間前後を要するが、ラルズは今期から営業しながらリニューアルを行う方法を導入している。売り場レイアウトがほぼ完成形に近く、部分改装で済む場合に限定しているが、これまでに「スーパーアークス菊水店」(札幌市白石区)、「スーパーアークス中島店」(室蘭市)で実施、「菊水店」は1日も休まずにリニューアル工事を終えた。

「スーパーアークス北24条店」は、2006年12月にオープンした店舗。一部2階建て延べ床面積約2417坪(約7976㎡)で、ツルハやキャンドゥなどテナント10数店舗で構成されている。直営食品売り場の面積は約953坪(3146㎡)。

 今回のリニューアルでは、①冷凍食品の強化②魚屋の惣菜強化③簡便商品強化ーーがポイントで、通常営業時間終了後に冷ケース入れ替えなどを行っている。このため、一部冷ケースは営業時間中も冷却をストップさせた状態になっている。

「スーパーアークス北24条店」は、1日約5000人が来店する大規模店舗。周辺には大型スーパーがないため、リニューアルに伴う休業は買い物客への影響が大きい。このため、デリカ売り場の配置変更のため1日だけ休業するものの、買い物客への影響を最小限に抑えたリニューアルになる。同店は年商50億円規模。リニューアルによって2%程度の売り上げ増を見込む。

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