イオン北海道(本社・札幌市)とマックスバリュ北海道(同・同)は10日から14日までの5日間、両社の各店舗で「沖縄フェア」を開催しているが、11日にイオンモール札幌平岡で開催記念セレモニーを行った。沖縄伝統舞踊「エイサー」の演武や琉球国国王、王妃に扮した沖縄関係者も登場し会場は沖縄一色に染まった。イオン北海道の柴田祐司社長は、「沖縄の食べ物や文化に触れて、是非沖縄にも行ってください」と挨拶、沖縄県の与世田兼稔副知事らとともにくすだまを割ってフェア開催を祝った。(写真上段左から沖縄フェアのセレモニー、沖縄特産品のくるま麩、写真下段左からイオン北海道の柴田祐司社長とマックスバリュ北海道の出戸信成社長)

 

沖縄県とイオンは、2011年12月に包括的連携協定を締結、県産品の販路拡大や観光文化の発信のため全国のイオングループ各店で沖縄フェアを開催している。南から順次北上し、一巡目の沖縄フェア開催最後の地となったのが北海道。

 

 セレモニーで沖縄県の与世田副知事は、「沖縄のあぐー豚は小さな豚だが、肉質が良くて世界で一番おいしいと言われているイベリコ豚にも負けないくらい。北海道も豚肉文化と聞いているので是非味わってください」と挨拶。

 

 フェア開催中の12、13日はイオンモール札幌平岡で沖縄伝統舞踊のエイサー隊「琉神」による演武やミス沖縄のクイズ大会、日本航空の協力によるJAL紙ヒコーキ教室、首里城国王・王妃との記念撮影会などが実施され、マックスバリュ北海道の東札幌店(イーアス札幌内)でも12日に同様の企画が行われる。

 

 イオン北海道とマックスバリュ北海道の道内各店舗でもゴーヤやオキナワモズク、紅イモタルト、シークゥワーサードリンクなどの特産品が用意されている。ただし、イオン北海道の根室店、厚岸店、旭川春光店とマックスバリュ北海道のザ・ビッグでは実施していない。


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