イオン北海道2022年2月期第3四半期、純利益54%減

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 イオン北海道(本社・札幌市白石区)の2022年2月期第3四半期(2021年3月~同年11月)は、売上高2366億3900万円、営業利益31億5000万円、純利益16億6600万円で前年同期比1%の増収、41%の営業減益、54・7%の純利益減になった。(写真は、イオン北海道本社)

 第3四半期累計期間中に、GMS(総合スーパー)4店舗、SM(スーパーマーケット)5店舗、DS(ディスカウントストア)2店舗の計11店舗の大型活性化を実施したほか、レジ混雑緩和と業務効率化のためにセルフレジを、新規・追加導入合わせて46店舗に導入した。インターネットショップ「eショップ」は、既存サイトが好調だったことに加え、新たに「除雪機」、「冬のあったかスタイル」を開設したことによって、売上高は前年同期比41・4%増になった。

 業態別売上高は、GMSが1286億5700万円で前期比1%増、SMは724億2700万円で同0・7%増、DSは309億4600万円で同1・9%増。商品別売上高は、衣料(レディース、服飾、キッズ、インナー、メンズ)が194億7400万円で同1・5%減、食品(グロサリー、デイリー、農産、水産、畜産、デリカ、催事)は1865億7800万円で同1・9%増、住居余暇(家具、文具、サイクル、携帯電話、ホームファッション、ヘルス&ビューティーケア)は298億3100万円で同2・8%減、その他(委託販売、学生服、ギフト券、その他)は7億5400万円で同0・3%減だった。

 既存店売上高伸び率は、衣料が前年同期比1・5%減、食品が同1・5%増、住居余暇が同2・9%減。既存店の客数は同0・9%増、客単価は同0・3%減、販売点数は同0・3%減。期中の新規開店はなく、閉店は2021年8月31日の「プラザ。いちまる清水店」(上川郡清水町)の1店舗。
 通期は売上高3250億円、営業利益88億円、純利益45億円と前期比1・6%の増収、6%の営業減益、23・1%の純利益減を予想している。

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