アークス3~8月中間決算で純利益62・7%増、通期はジョイス統合による負ののれん代発生益減少で36・9%減益

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アークスは12日、3~8月の2013年度半期決算を発表した。昨年10月のユニバース(青森県八戸市)、11月の篠原商店(網走市)のグループ入りで売上高は前年同期間比36・1%増の2100億9000万円になった。営業利益は同38%増の69億5300万円、経常利益は同38・1%増の74億7500万円、純利益は同62・7%増の38億3900万円。
(写真は、アークス本社に掲げられているグループ会社名の入った銘板)

 3~8月の第2四半期(中間期)の店舗数は252(道内205、青森県30、岩手県16、秋田県1)。新店と既存店を合わせた売上高は前年同期間比で0・4%減、客数は1・2%減、客単価は0・8%伸びた。
   
 現預金は226億2600万円で長短借入金は95億8000万円。無借金経営が続いている。
 
 2013年2月期は、9月に子会社化したジョイスの35店舗と道北アークスの新店2店舗が加わり289店舗となるため、売上高は前期比26・1%増の4390億円、営業利益は同25・1%増の140億円、経常利益は同24・2%増の150億円を予想しているが、純利益はジョイス統合による「負ののれん代発生益」が7月に発表した当初予想の17億円から9月1日の株式交換による株価確定で10億2300万円になったため90億円から84億円に修正した。純利益は前期比で36・9%減となる。

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