札幌で食品スーパー開店ラッシュ「ダイイチ平岸店」は11月6日、「コープさっぽろやまはな店」は11月11日

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 札幌市内で新規出店する食品スーパー2店舗のオープン日が決まった。「ダイイチ平岸店」は11月6日(土)、「コープさっぽろやまはな店」は11月11日(木)。豊平川を挟んだ東と西の白石藻岩通沿いに新店舗が立地、買い物客の選択肢が広がる。
(写真は、11月6日オープンの「ダイイチ平岸店」)
(写真は、11月11日オープンの「コープさっぽろやまはな店」)

「ダイイチ平岸店」(豊平区平岸1条12丁目2ー1)は、平屋建て、店舗面積約624坪(約2060㎡)。自衛隊札幌病院跡地の一部を利用して建設され、「ケーズデンキ平岸店」、「魚べい平岸店」のほかメディカル棟などが集積する。分譲マンションや戸建て住宅、病院の建設も予定されており、複合タウンの核施設として先行オープンする。
 ダイイチ(本社・帯広市)は現在、札幌市内に「八軒店」(西区)、「白石神社前店」(白石区)、「発寒中央駅前店」(西区)、「清田店」(清田区)の4店舗を展開しており、「平岸店」は5店舗目で、「恵み野店」(恵庭市)を含めると札幌圏6店舗になる。

「コープさっぽろやまはな店」(中央区南22条西10丁目1203-6)は、パチンコ店「パーラー太陽モイワ店」跡に建設した2階建て店舗。1階(約382坪=1261㎡)にコープさっぽろが入り、2階(約381坪=1258㎡)には良品計画(本社・東京都豊島区)の「無印良品」が入る。「無印良品」のオープンは、11月末の予定。「コープさっぽろ」の売り場と「無印良品」の売り場がコラボレーションするのは、今回が初めて。コープさっぽろは、かつて中央区内に8店舗を展開していたが、現在は小型店の「植物園店」(店舗面積約87坪=約289㎡)のみ。「やまはな店」は、20数年ぶりに同区内に復活する旗艦店舗と位置付けられ、同区内の組合員の買い物需要に応える。

 白石藻岩通の地下鉄「南平岸駅」から札幌市電「中央図書館前」までの約2・5㎞の間には現在、「マックスバリュ平岸店」(豊平区平岸3条13丁目6ー1)、「北海市場山鼻店」(中央区南22条西7丁目1—23)、「東光ストアプロム山鼻店」(同区南22条西12丁目1—2)の3店舗がある。その中に、新たに2店舗がオープンすることで、買い物客の選択肢が大きく広がりそうだ。さらに、東区や白石区に「業務スーパー」が12月にオープン予定で、札幌市内は年末商戦に向け開店ラッシュとなる。

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