イオン北海道(本社・札幌市白石区)とサッポロビール(同・東京都渋谷区)は26日、「サッポロ生ビール黒ラベル」の売り上げの一部約84万円を、北海道が実施する地域医療を守るための寄付プロジェクト「エールを北の医療へ!」に寄付した。(写真は、寄付金贈呈式。左からサッポロビール・小野寺哲也上席執行役員北海道本部長、浦本元人副知事、イオン北海道・青栁英樹社長)
両社は、2021年4月5日から6月30日までの間、道内の「イオン」、「イオンスーパーセンター」、「マックスバリュ」、「ザ・ビッグ」、「まいばすけっと」など167店舗で、「サッポロ生ビール黒ラベル」の販売1缶につき両社が1円ずつ計2円を拠出して寄付するキャンペーンを実施。寄付金総額は、84万6540円となり、両社が参加している北海道応援団会議のメンバーとして道が実施する「エールを北の医療へ!」に寄付することになった。
26日午後1時30分から道庁3階知事会議室で、イオン北海道の青栁英樹社長とサッポロビールの小野寺哲也上席執行役員北海道本部長が、道の浦本元人副知事にそれぞれ目録を手渡した。イオン北海道の青栁社長は、「地域医療支援の一助として取り組んだキャンペーンは、道民の支持もあり想定以上の売り上げになった。引き続き地域の企業として北海道に貢献できるような取り組みを進めたい」と述べた。
サッポロビールの小野寺哲也本部長は、「今回の取り組みを通して道民の地域医療を守る意識と医療従事者の皆さんを応援したいという強い思いを改めて感じた」と話した。また、目録を受け取った浦本副知事は、「寄付に込められた思いをしっかり受け止めて、今後の感染症対策に役立てていきたい」と話していた。