イオン北海道(本社・札幌市白石区)は、6月12日(土)午前9時に「ザ・ビッグ宮前通店」(旭川市宮前1条3丁目2—5)をリニューアルオープンさせる。コロナ下で高まっている即食・簡便ニーズに応えた品揃えを強化、支払いセルフレジ増設など買い回りの利便性も高める。(写真は、「ザ・ビッグ宮前通店」)

「ザ・ビッグ宮前通店」は、2004年6月に「マックスバリュ宮前通店」としてオープン。その後、12年8月にディスカウント業態の「ザ・ビッグ宮前通店」に業態転換した。今回のリニューアルでは、売り場ゾーニングを変更するとともに、水産、畜産、日配品の各売り場にリーチインケースを導入。冷凍食品を増やしてコロナ下で需要が伸びている即食・簡便ニーズに対応する。

 惣菜売り場では、健康志向の高まりを受け生野菜を使ったサラダや和惣菜の売り場を拡大、中食需要に応えて弁当の品数も増やす。リカー売り場では、新たに陳列ケースを導入、缶酎ハイやカクテルなどRTD(Ready To Drink)商品のコーナーを2倍以上に拡大する。

 日用品売り場では、まとめ買いに対応、洗剤や柔軟剤、食器用洗剤などの大容量商品を充実させ、歯ブラシや歯磨き粉といった日常的に使われるオーラルケアの商品数も増やす。その他、支払いセルフレジを2台増やして6台とし、買い物カートをそのまま差し込めるカートインサッカー台を新たに導入、レジ周りの快適性を高める。

 売り場面積は約624坪(約2060㎡)、営業時間は8時~21時、駐車台数は約380台。建物設置者は、北海道ジェイ・アール都市開発(本社・札幌市西区)で、「ツルハ」や「なんでもリサイクルビッグバン」などと商業集積している。



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