マックスバリュ北海道が都市型小型食品スーパー「マックスバリュエクスプレス1号店」を出店、単身・小家族向け”食べきり食材”を品揃え

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 マックスバリュ北海道は、11日に同社初の小型食品スーパー「マックスバリュエクスプレス中の島店」(札幌市豊平区中の島1条1丁目)をオープンする。31日に閉店したミニスーパー「SHOPS」の跡に居抜き出店するもので、都市部の人口集中地区への出店モデル店舗と位置づける。(右のマックスバリュ北海道のバナーをクリックすると発表リリースを閲覧できます)
 
「マックスバリュエクスプレス中の島店」の店舗面積は797・3㎡。地下1階、1階、2階の3フロア構成で地下1階は惣菜、弁当、寿司、サラダ、デザート、乳製品、日配品のほか野菜、果物、肉、魚などの売り場。1階は酒とコメ、2階は菓子、飲料、日用雑貨のコーナー。
 
 通常のマックスバリュ店舗は、売り場面積が1500㎡以上あるが、エクスプレス店舗はその半分程度の面積でSKU(在庫保管単位)も4000程度に絞り込んでいる。都市部の人口集中地区の買い物ニーズに応えるため、単身、小家族向けの小容量“食べきり”の商品を中心に揃える。
 
 マックスバリュ北海道では、この店舗の狙いを「簡便、即食、ショートタイムをテーマに『すぐに食べることができる』『温めるだけ』『すぐに料理できる』『食材が用意されている』というコンセプトで商品の品揃えを強化し地域のニーズに応える」としている。
 
 札幌市営地下鉄南北線中の島駅に直結しており、営業時間は午前7時から午後11時で年中無休。専用駐車場はないものの通勤・通学に合わせて朝の時間帯には早朝企画、夕方4時からは夕食・夜食向けデリカ商材を中心に揚げ物、惣菜など手軽なメニューを揃える。従業員は35人で対応する。

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