コープ未来(あした)の森づくり基金が8月1日から2013年度助成先の募集を開始、1団体あたり上限10万円と100万円の2種

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 コープ未来(あした)の森づくり基金は2013年度助成の募集を8月1日から開始する。この助成制度は、道内を活動エリアとして植樹や育樹、木育、林産資源の活用などに取り組む民間企業や大学などを含めた団体に1団体あたり上限10万円の小額助成と上限100万円の高額助成を行うもの。募集は9月30日までで年内に審査を経て3月末に助成金を振り込む。(写真は、助成制度の説明をするコープ未来の森づくり基金の平工哲生氏)
 
 コープ未来の森づくり基金は、レジ袋辞退者1人につき0・5円が基金に積みあがる仕組みで08年7月に設立された。マイバッグの持参などでレジ袋を拒否する買い物客は、コープさっぽろでは90%に達しており毎日の買い物が基金の造成に役立っている。
 
 基金の目的は、森林づくりを通じてCO2の削減と地球温暖化防止や植樹から木の活用まで循環型の森林づくりを促進することなどで、当別町道民の森にある「コープ未来の森」での植樹活動、道内10ヵ所の自治体と植樹協定を結ぶなど組合員参加による森づくり活動を進めている。
 
 助成制度は、この基金をもとに09年1月から始めたもので、12年度までの4年間で小額助成は42団体、高額助成は9団体に実施している。
 
 小額助成は、1団体あたり上限10万円で団体への助成のため原則として使途は問わない。「活動する団体を応援するものなので、パソコンやデジカメの購入でも良いし縛りは一切ない。他の助成制度と組み合わせるなどしてもよいので使いやすい助成」(基金事務局の平工哲生氏)
 
 上限100万円の高額助成は、実施する案件に対して助成するもので案件は1年単位で3年以内のもの。「一歩前進するために応援する助成で、一部制限があるものの苗木や資材購入、チェーンソーの購入、専門家への謝金、研修への派遣費用、瞬間的に人を雇う場合の期間限定アルバイト費用、イベント保険なども対象になる」(同)
 
 応募審査は、学識経験者や有識者、運営委員で構成される委員会で行われるが、目新しくなくても社会的な貢献度が高ければ評価点が加算され助成対象に入りやすいという。
 応募期間は8月1日から9月30日まで。コープさっぽろのホームページから応募要項や申込書をダウンロードできる。

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