全国ホームセンター大手のコメリ(本社・新潟市南区)が、「コメリパワー札幌発寒店」(札幌市西区発寒10条14丁目1069ー1ほか)の大規模小売店舗立地法届け出をした。(写真は、「ヤマダデンキ テックランド発寒店」に隣接して建設が進み始めた「コメリパワー札幌発寒店」)
ヤマダホールディングス(同・群馬県高崎市)の子会社、ヤマダ電機(同・同)が展開する「ヤマダデンキ テックランド発寒店」の隣接地に新設するもので、店舗面積は約2729坪(9008㎡)。既存の「ヤマダデンキ テックランド発寒店」と合計の店舗面積は、約4353坪(1万4367㎡)になる。オープン予定は21年8月1日となっている。
「コメリパワー札幌発寒店」は、農地だった土地を転用、札幌市の開発許可を得て昨年4月から約1万979坪(3万6231・41㎡)の土地造成を始め、建設工事は昨年秋頃から始まっている。敷地面積約4908坪(1万6198・88㎡)、建築面積約2945坪(9719・26㎡)、鉄骨造の平屋建て、延べ床面積は約2923坪(9647・86㎡)で、売り場面積は約2729坪(9008㎡)。建物の設計、監理はT&N北海道設計事務所(札幌市東区)、施工は熊谷組(本社・東京都新宿区)北海道支店(札幌市中央区)。
建設場所は、追分通沿いでJR跨線橋を挟んだ南側には「DCMホーマック発寒追分通店」があり、文字通り目と鼻の先で2店が対峙することになる。コメリは、21年12月1日の開業予定で、仮称「コメリパワー札幌北野店」(札幌市清田区北野3条5丁目57ー63ほか)も建設するが、こちらはまだ着工していない。コメリは、これまで札幌以外の地域で出店攻勢をかけてきたが、いよいよ本丸である札幌での出店を加速する。