住生活グループのLIXIL(リクシル)ビバ(本社・埼玉県上尾市)が運営する大型ホームセンター「スーパービバホーム」の道内1号店が20日、小樽市築港の大型複合商業施設「ウイングベイ小樽」内にオープンした。午前10時の開店以降、客足が途絶えず初日だけで5万人近くが訪れた模様。(写真は、買い物客で賑わうスーパービバホームウイングベイ小樽店の店内)
20日午前10時には、中松義治小樽市長、山本秀明小樽商工会議所会頭(協和総合管理社長)、ウイングベイ小樽を所有する小樽ベイシティ開発の中村憲正社長、LIXILビバの豆成勝博社長らがテープカットしてオープンを祝った。
店舗は、ウイングベイ小樽の札幌より1階部分で面積は1万6000㎡。ワンフロアのホームセンターとしては道内最大の規模。
家庭用品から家具インテリア、プロ向けの建築資材、農業資材、住宅設備機器、カー用品などSKU(在庫保管単位)は10万アイテム。
スーパービバホームは、関東や関西に24店舗展開しているが、「いずれも正方形の店舗で、今回のようなヨーロッパタイプの長方形店舗は初めて」と遠藤隆治店長(45)。
店舗の広さを実感するために歩数を計ってみると横は366歩、縦は90歩の長さだった。日本人の平均的な歩幅70㌢で掛けると横は256㍍、縦は63㍍になる。
遠藤店長は、「小樽は風や塩害が多いと聞いているので、これに対応できる品揃えを強化している。スーパービバホームとしては道内初出店なので、地域の皆様に他店にはない商品やサービスを提供していきたい」と語っている。
店舗ではパートを含めた従業員約200人が在籍している。初年度売上げは約60億円程度と見られる。