キムラ(本社・札幌市東区)の子会社でホームセンター事業などを展開しているジョイフルエーケー(同・同)の2021年3月期第2四半期(20年4月~9月)決算は、売上高111億1200万円、営業利益10億6500万円となり、前年同期比16・2%の増収、71・5%の営業増益になった。ジョイフルエーケーの売上高は、初めて半期で100億円の大台を超えた。(写真は。「ジョイフルエーケー屯田店」)

 ジョイフルエーケーは、ホームセンター「ジョイフルエーケー」4店舗(「屯田店」=札幌市北区、「大曲店」=北広島市、「大麻店」=江別市、「帯広店」=帯広市)とペット専門店「ペットワールドプロックス」を3店舗(「新発寒店」=札幌市手稲区、「伏古店」=同市東区、「西岡店」=同市豊平区)展開している。
 
 ホームセンター業界は、個人の節約志向や同業他社との競争が激しいが、新型コロナウイルス感染症の影響による巣ごもり需要の高まりを受けて好調だったほか、ペット専門店の「西岡店」を7月8日に新規出店したことも業績に寄与し、売上高は半期で初の100億円台超えの111億1200万円になった。

 キムラの第2四半期売上高は177億9200万円、営業利益は14億1400万円。ジョイフルエーケーは売上高の62%、営業利益の75%を占めた。
 なお、ジョイフルエーケーの20年3月期の売上構成比率は次の通り。
■資材 29・6%
■日用品 24・6%
■レジャー24・5%
■インテリア 8・4%
■リフォームエクステリア 6・5%
■ガーデン 5・4%


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