ダイイチ、2020年8月の既存店売上高は107・4%

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 食品スーパー、ダイイチ(本社・帯広市)の2020年8月度売上高前年比は、全店ベースが前年同月比105・1%、既存店ベースは同107・4%と好調だった。(写真は、旭川市内の「ダイイチ西店」)

 全店ベースでは、今年3月8日に「豊岡店」(旭川市)を閉店しており、昨年度より1店舗少ない状況の中でも105%を超えた。既存店ベースでは、7月3日に改装オープンした「オーケー店」(河東郡音更町)が8月に入っても前年比10%を超える伸びを確保。8月25日から改装のため一時閉店に入った「東店」(帯広市)の売り上げをカバーした。
 地域別に見ると、帯広圏、旭川圏、札幌圏ともに104%を超える伸びを示しており、中でも札幌圏はコロナ禍の需要増が他の2圏よりも大きく表れている。

 部門別の売上高前年比は次の通り。
■青果 106・2%
■水産 102・1%
■畜産 109・7%
■惣菜 100・6%
■デイリー 105・3%
■一般食品 103・8%
■日用雑貨 128・0%
■その他 94・4%
 客数は、前年同月比93・6%、客単価は同112・3%だった。

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