食品スーパーのダイイチ(本社・帯広市)は、2020年6月度の売上高前年比を開示した。全店売上高は、「豊岡店」(旭川市)の閉店と6月23日から改装のため一時休業している「オーケー店」(河東郡音更町)の影響で前年同月比99・1%になった。既存店売上高は同101・4%だった。(写真は、「ダイイチ白石神社前店」)

 今年の6月は、前年の6月よりも暦の関係で土曜日と日曜日がそれぞれ1回少なく売り上げに影響した。ベースとしては2月以降のコロナ禍による内食傾向が続いており需要は堅調。ダイイチが店舗展開している札幌地区、旭川地区は好調だが、地盤の十勝地区は「スーパーセンタートライアル帯広東店」が5月27日にオープンしたことにより6月はその影響を受けた。近くにある「ダイイチ東店」は6%程度の売り上げ減となったもよう。

 部門別売上高前年比は次の通り。
■青果 96・2%
■水産 101・0%
■畜産 101・5%
■惣菜 96・7%
■デイリー 99・3%
■一般食品 98・9%
■日用雑貨 118・4%
■その他 89・9%
 なお、客数は同88・8%、客単価は同111・6%だった。



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