ツルハホールディングス(HD、本社・札幌市東区)の子会社、ツルハ(同・同)は、2021年5月期の北海道内の純増店舗数を10店舗にする計画だ。(写真は、昨年7月に移転新築した「ツルハドラッグ旭川4条店」。発祥の店舗を承継する店舗)

 ツルハHDは22日に20年5月期決算を発表した。売上高は前期比7・5%増の8410億3600万円、営業利益は同7・6%増の450億1300万円、経常利益は同6・9%増の462億9800万円、純利益は同12・4%増の278億9900万円になった。北海道の売上高前期比は全店が108・0%、既存店が103・8%で順調に伸びた。北海道地区の売り上げ構成比は18・3%で前期と同じだった。
 
 店舗数は、20年5月期末で404店舗。前期末は401店舗で開店23店舗、閉店20店舗、純増3店舗だった。
 21年5月期末の店舗数は414店舗を予定。期中の開店は21店舗、閉店は11店舗で純増は10店舗になる見通し。引き続き出店攻勢をかけるが、とりわけ発祥の地である旭川市内ではドミナント(集中)出店を積極的に仕掛ける意向だ。


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