セコマ(本社・札幌市中央区)は、規格外品の北海道産メロンを有効活用したメロン商品を「セイコーマート」で展開する「北海道メロンフェア」を6月1日から開始した。北海道と連携した「愛食運動」の一環で、期間は同月21日まで。(写真は、「Secoma北海道メロンソフト」=北海道の店舗は税込み199・8円、茨城県・埼玉県の店舗は税込み226・8円)

 セコマが規格外の道産メロンを活用した商品開発に取り組んだのは2006年。中身は問題なく美味しいメロンが、見た目の良し悪しで規格外になってしまうことを憂慮。生産者の想いに応えようとグループの製造ノウハウを活用、メロン果汁を使用したアイスやパンなどを商品化した。
 
 2006年は500㎏のメロン調達から始まったが、19年には約90tまで調達量が増えており、生産者への応援と食品の廃棄ロス削減などSDGs(持続可能な開発目標)に繋がる取り組みとなっている。
 今回の「北海道メロンフェア」では、メロン果汁を使用したアイスやパン、飲料、デザート、菓子など21品が対象。昨年はフェア期間中に約57万個のメロン商品を販売した。


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