JR桑園駅のすぐ前にあった日本通運札幌西支店跡地(札幌市中央区北10条西16丁目1番2)に建設中だったDCMホーマック(本社・札幌市厚別区)の「桑園店」が、4月下旬にオープンする。JR桑園駅周辺は分譲マンションが立ち並び、「イオン桑園ショッピングセンター」が買い物需要を支えていたが、新たにホームセンターが開店することで周辺住民の利便性が高まる。(写真は、4月下旬にオープンする「DCMホーマック桑園店」)
日通札幌西支店跡地(約2331坪=7693・87㎡)の有効活用のため、日通は2018年に賃貸先を決める入札を実施、芙蓉総合リース(本社・東京都千代田区)が選ばれた。芙蓉総合リースは店舗の建築主となり、DCMホーマックが賃借するリースバック方式で出店。建築面積は約1788坪(5903・57㎡)、建物は鉄骨造、2階建てで1階が店舗、2階が駐車場。延べ床面積は約1828坪(6033・49㎡)、店舗面積は約1369坪(4520㎡)。駐車台数は2階が144台、1階が13台。設計、監理はランドブレイン(本社・札幌市中央区)、施工はナカノフドー建設(同・東京都千代田区)北海道支店(札幌市中央区)。昨年9月から建設を始めていた。
DCMホーマックが、札幌市中央区で展開している店舗は16年12月に建て替えた「旭ヶ丘店」(南9条西22丁目)の1店舗だった。4月下旬にオープンする「桑園店」は中央区で2店舗目となる。「旭ヶ丘店」と同様に都心需要に対応した都市型ホームセンターの品揃えとなりそうだ。