24時間営業のディスカウントストアを展開するトライアルカンパニー(本社・福岡市東区)は、5月中旬に「スーパーセンタートライアル帯広東店」(帯広市東5条南3ー12ー1)をオープンさせる。帯広には初進出で帯広地区での食品スーパー競争が激しくなりそうだ。(写真は、「スーパーセンタートライアル帯広東店」が居抜きで出店する旧「いちまるフードプライス店」)
出店場所は、2019年5月31日で閉店した「いちまるフードプライス店」跡。同店は旧いちまる(本社・帯広市)が1998年に開店、その後いちまるはマックスバリュ北海道(同・札幌市中央区)に事業承継され、2015年10月から同社が運営していた。建物所有者は、長谷川産業グループ(同・帯広市)。
トライアルの店舗は、地域最安値を目指したディスカウント業態で食品のほか家庭用品、衣料品、家電製品、カー用品などを販売している。地盤の九州地区に93店舗のほか、関東地区57店舗、近畿地区30店舗、中国地区24店舗、甲信越地区4店舗、中部地区4店舗、北海道には24店舗の計248店舗を展開している。
道内では、直近で19年10月23日、札幌市豊平区の大型ショッピングセンター「ブランチ札幌」内に「スーパーセンター月寒店」を出店している。
これまで承継した旧カウボーイ店舗を中心に函館、小樽、苫小牧、登別、千歳、恵庭、札幌、江別、岩見沢、旭川、釧路、北見と主要地域には出店していたが、帯広には進出していなかった。帯広進出によって札幌、帯広、釧路の店舗物流がより効率化できる。