アークス（本社・札幌市中央区）グループのラルズ（同・同）は、同社の売り上げ一番店である「ビッグハウスエクストラ」（札幌市豊平区平岸１条22丁目）を29日（金）午前９時にリニューアルオープンさせる。
（写真は、「ビッグハウスエクストラ」）
同店は、２００２年10月に開業した複合商業施設「アーバンサイトミュンヘン大橋」の核店舗で店舗面積は約１５４４坪（５０９８㎡）。ホームセンターの「ビバホーム」と一体型の店舗になっており、他に「ユニクロ」や「ゲオ」など物販店、「びっくりドンキー」など飲食店が集積している。
「ビッグハウスエクストラ」は10年に大規模リニューアルを実施したが、それから９年が経過。店舗内装の老朽化も進んできたためリニューアルを行うことにした。11月半ばから夜間工事によって手直しを進めており、27日（水）は午後３時閉店、28日（木）を一日休業して店内の冷ケースなど什器類を入れ替える。
ＭＤ（販売政策）面ではラルズの他の店舗で売れ行きが好調な商品類を導入するとともにデリカ、ベーカリー、冷菓・冷食を強化する。カテゴリーの中で売れ筋商品が変化していることに伴い、棚やゴンドラの拡幅・縮小を行う。
ラルズはこれまで大規模なリニューアル工事を優先、「ビッグハウス」店舗を「スーパーアークス」店舗に業態転換することを優先してきた。今後は、11月中旬の「ビッグハウス新川店」（札幌市北区）や今回の「ビッグハウスエクストラ」のように１日休業の小幅リニューアルによる店舗活性化を進めていく。
