「北海市場」「サツドラ」「どんぐり」など集積の複合SC「アクロスプラザ南22条」、オープン秒読み

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 札幌市中央区南22条西7丁目の大型複合ショッピングセンター(SC)「アクロスプラザ南22条」の最終作業が、11月中旬のオープンに向け急ピッチで進んでいる。このSCは、札幌市電の路線と近接した都心部に最も近いSCで、新たな賑わいの拠点として期待されている。
(写真は、開業秒読み段階の大型複合SC「アクロスプラザ南22条」)

「アクロスプラザ南22条」は、NTTセミナーセンタ跡地を利用して建設された大小12棟より構成される大型複合SC。エムジーリース(本社・東京都千代田区)がNTT東日本(同・同都新宿区)から土地を25年間定期借地してすべての建物を建設、各事業者にリースする形。企画・設計はランドブレイン(同・札幌市中央区)、SCの運営・管理は大和情報サービス(同・東京都千代田区)が担う。

 施設内はすでに建物が完成しており、現在は空調機器の設置や内装工事に入っている段階。大型ポールサインも建てられ、「北海市場」、「サツドラ」、「西松屋」、「ダイソー」と物販店舗名が記されている。さらに飲食では焼きたてパン「どんぐり」、特急焼肉「せいざん」、「らーめん草木塔」、お好み焼き「風月」のほか携帯ショップの「ソフトバンク・Y!mobile」と「NTTドコモ」、クリーニング「エンパイアー」、美容室「フレンズ」、歯科「さっぽろデンタルオフィス パートナーズ」と続く。

 敷地面積は約6033坪(1万9909㎡)で飲食やクリニックなどを除く物販店舗の面積は合計1429坪(4716㎡)。駐車台数は231台のほか従業員用などの82台分も用意。駐輪場は市の条例通り105台分となっている。札幌市内の大型複合SCとしては10月23日にグランドオープンした「ブランチ札幌月寒」(豊平区)に次ぐ規模だが、札幌中心部で物販、飲食、サービス、クリニックなど10を超えるテナントが集積する大型SCの開業は初となりそう。
(写真は、施設内に立てられている大型ポールサイン)

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