セコマ(本社・札幌市中央区)と北海道大学(札幌市北区)は「災害時における応急生活物資の供給等に関する協定」を締結した。セコマが大学とこうした物資供給協定を締結するのは初めて。協定締結の調印式は、9月25日に北大でセコマの丸谷智保社長と北大の笠原正典総長職務代理が出席して行われた。(写真は、災害時物資供給協定の締結式。左から北大・笠原正典総長職務代理、セコマ・丸谷智保社長=セコマ提供)
セコマは2018年4月に北大と「地域創生連携協定」を締結、地域創生に繋がる様々な取り組みを進めてきた。また、18年7月には北大構内に「セイコーマート北海道大学店」をオープンさせ連携体制を強化してきた。18年9月に発生した北海道胆振東部地震の際には非常用電源キットを使用して店舗の営業を継続、飲食料品を求める学生などに対応してきた。
今回、「災害時における応急生活物資の供給等に関する協定」を締結することで、店舗での災害対応に加え、北大が開設する避難所等へ飲食料品など応急生活物資をセコマグループから供給することが可能になる。
セコマは、災害時の物資供給協定を道内32自治体と締結しており、自治体以外の団体との協定締結は北大が5例目となる。